大手広告代理店、博〇堂名古屋支店で派遣社員として働いていた有紀。東京から出向で来ていた企画部のチームリーダーだった裕之と恋愛関係に。
ただプロジェクトが終わり本社(赤坂)に戻ることになった裕之。離れ離れになりながらも月に一度会うのはここ赤坂のホテル。
一人暮らしのはずが会社にホテルが近いからと言われ続け自宅には行ったことがない。いつものように新幹線で向かっていると会えないと連絡が…。
もう向かっていたので仲の良い本社の女性社員に連絡を取り食事をすることに。場所は赤坂。だが、そこで偶然にも裕之が違う女と…。
ベタ過ぎる展開だが偶然見てしまう。後日、証拠を突きつけ問い詰めてみると妻がいることを知らされる。自分が騙されていたと思うと涙が出てくる。
未練がないと言ったら嘘になるが、正義感ではなく同じ女性として奥さんを不憫に思う。不倫と決別するために今日は思い出のホテルで、
裏切られた東京を跡にする…。